出来は上々
今年のお米は、化学肥料は使用せず有機肥料も「畑すくすく」のみで育ててみました。
8月初旬
出穂した稲穂の様子
この時、稲穂の一粒一粒に花が咲き受粉が始まります。
化学肥料を与えている他の田んぼの株に比べて若干細いですが
穂は十分な成長を見せています。
8月中旬
受粉が終わり穂が熟しこうべが垂れて来ました。
8月下旬(つい最近です)
葉や茎がだいぶ黄色くなり、穂も緑から黄色に変わって来ました。
この調子で行くと9月上旬には稲刈りになりそうです。
問題は天候です
数年前から稲刈りの時期になると長雨により、稲刈りがなかなか出来ずに
気を揉んでいる内に稲が倒れ、刈り取りに苦労する年が続いています。
酷い田んぼは倒れて水に浸ってしまい腐ったり芽が出てしまった所もあったそうです。
ハゼ掛けの稲刈りは乾いていない稲をハゼ掛けするとカビしまうため
しっかり乾いてからでないと出来ません。
降った後一日乾かして二日後からようやく刈取り出来るのですが
二日後また雨だとその繰り返しでどんどん刈取りが遅れてしまいます。
また、雨が続くと田んぼがぬかるんでしまい、コンバインでの刈取りなら
多少ぬかるんでいても問題ありませんが、ハゼ掛けの場合バインダーで
刈り取るので、束になった稲が地面に排出されるため穂に泥がついてしまいます。
泥が付くとどうしても石が混ざるので避けたいところなのですが・・・・
ひどい時はブルーシートを敷きながらその上に稲束を落として行く事もありましたが
二度とやりたくないと思いました。
雨で刈り取る時期が延びてしまうと別の影響も出て来ます。
それは、穂が乾燥し過ぎてモミの中でお米が割れてしまいます。
味は変わりありませんが食感が悪くなるためこれも出来れば避けたいものです。
気になる味は?
今年は化学肥料を使用しなかったので株が細く量は採れないと思いますが
有機肥料「畑すくすく」でじっくり育てたのできっと美味しいお米になる事を期待しています。
味については新米が炊き上がった時にご報告しますのでお楽しみに!
余談
このブログを読まれている方の中でご存じの方は少ないと思いますが
竹はイネ科なんですよ!
初めて知った方がほとんどではないでしょうか?
なので、お米との相性はバッチリなんです。
稲はケイ素を十分吸収する事で倒れにくい丈夫な稲となります。
竹にはそのケイ素が豊富に含まれているんですよ!
2017-08-30 23:33:02
竹ノ粉日誌
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