竹粉効果
竹とは形を変えるだけでこれ程多彩な効果を発揮するとは
研究次第ではまだまだ応用範囲が広がりそうです。
今回は、市販されている家庭から出る生ゴミを処理するコンポスト(写真1)を使って竹粉による生ゴミ処理を行ってみました。
コンポストに付き物の嫌な匂い、一杯になってからの後処理、良い肥料になると分かっていてもこまりますよね!
それらを解決するのが当社で製造販売する竹粉です。
写真1
コンポストとは
有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと。有機資材(有機肥料)と同義で用いられる場合もあるが、有機資材が易分解性有機が未分解の有機物残渣も含むのに対し、堆肥は易分解性有機物を完全に分解したものを指す。コンポスト (compost) とも呼ばれる。一方、昔ながらの植物系残渣を自然に堆積発酵させたものが堆肥であり、強制的に急速に発酵させたものがコンポストであるとする意見もある。
生ごみ堆肥化容器の生成物である堆肥(コンポスト)が転じて、生ごみ堆肥化容器をコンポストと呼ぶ場合がある。
Wikipedia 堆肥 より引用
上記の通りコンポストとは堆肥を指しますが、市販されている生ゴミ処理用の容器をコンポストとも言いますが
ここでは写真1の様な蓋を開け上から生ゴミを追加していく方式の容器を指します。
匂いが・・・・・・・・あれ?
コンポストへ普通に生ゴミだけをどんどん入れて行くと夏場などは生ゴミ特有の嫌な匂いが漏れてくるため
住宅の近くへの設置は敬遠してしまいますよね!
また、一杯になって容器を空にしなければならなくなった時、容器を開けた時の事を想像するとゾッとします。
実際、中の生ゴミは腐敗し、開けた瞬間悪臭が襲って来るので、生ゴミが一杯になった時は憂鬱になります。
生ゴミ処理に米糠を使ったり、ホームセンターで売っているボカシを使うと発酵して分解は早くなりますが
匂いはどうしても出ていまいます。
しかし、竹粉を使うとあら不思議!嫌な匂いがしません。僅かに林に積もった落ち葉の匂いがするだけ
実は、竹は細かく粉砕すると粉状の一粒一粒に無数の小さな隙間があり、ちょうど炭のような構造に近い
物となり、その隙間に匂いを吸着(活性炭のような働き)する為匂いが減少するのです。
また、その隙間には生ごみを分解する上で重要な微生物(乳酸菌や放線菌類)が住みやすい環境
のため、竹の中の多糖類をエサにどんどん増え生ごみの分解(発酵)が始まります。
竹粉と生ごみを混ぜてから24時間ほどで発酵が始まり、秋口から春先にかけて気温の低い時期は
蓋を開けると湯気が見える程中の温度が上昇します。
竹の粉と良く混ぜてそのまま2~3ヶ月するとこの通り
生ゴミと竹粉を良く混ぜながらコンポストが一杯になったら2~3ヶ月完全に発酵が終わるのを待ちます。
すると、中の体積が2割ほど減ってきますので、これが完全発行した目安となります。
卵の殻や貝殻はさすがに分解されておりませんが野菜や魚の骨などはほとんど残っていません。
また、生ゴミをそのまま放置した時の腐敗臭は無く、先にも記した通り腐葉土に近い匂いなので
後の処理も楽々、写真でも分かると思いますが、水っぽさが無いため
このまま畑に撒いて肥料として使うことが可能です。
直ぐに使わない時は穴を掘り埋めておけば更に分解が進み、その土そのものが肥料成分を蓄えるので
後日畑の土と混ぜれば良い作物の育つ土へと変えてくれます。
コンポストが無い!置く場所が無い!どうすれば良いの?
とお困りの方は、程良い大きさの段ボール箱と段ボール箱より少し大きめの
ビニール袋を用意して頂ければその中で処理できます。
この場合、地面と接していないので、投入する生ゴミの水分は良く切ってから入れて下さい。
水分が多いと発酵する前に腐敗してしまします。
また、発酵時ガスが出ますので生ゴミと竹粉を良く混ぜた後はビニール袋を塞がず
段ボール箱の蓋を軽く閉じるだけにして下さい。
畑すくすくを使って相乗効果
コンポストで作った堆肥と「畑すくすく」を合わせて使うことで相乗効果が発揮され
更に作物が丈夫に、元気に、美味しく育ちます。
生ゴミ処理用竹粉の販売も行っております。
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2017-08-23 08:08:22
竹ノ粉日誌
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