お知らせ
土壌内微生物の素晴らしさ
作物づくりに於ける微生物分野は遅れていると言われますが
いや~本当に奥が深い!・・・と、言うよりも裾野が広すぎますね。
前回糸状菌についてブログでお話ししましたが
よくよく調べて行くと実は竹の粉に着く塊は
糸状菌ではなく放線菌という事が解って来ました。
両者は同じ菌類なのですが、糸状菌は付着した物の
表面で繁殖し、放線菌は綿のように絡まりあって繁殖するため
前回紹介した画像の様な塊となるのです。
そこで、この度
当社のシステム管理者が・・・・(とは言っても私の息子なんです)
放線菌や乳酸気等の微生物が土壌内でどのような働きをするのか
解り易く冊子にまとめてくれました。
親子二人で切り盛りしている小さな会社なので
手作り感満載ですが、非常に良く出来ていると思いますので
是非ご一読ください。
ネット注文の際一冊お付けします。
また、道の駅堀金の里でも店頭販売に伺った際にお配りします。
不定期ですが入口で販売しておりますので
見掛けられたらお気軽に声をかけてください。
だから美味しい野菜ができる
いかがでしたか?
畑すくすくは野菜に限らず、果樹、お花にも効果が有ります。
是非お試しください。
2016-03-18 22:06:47
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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年の経験
昨年は、畑すくすくを使って色々な野菜を育てました。
その中で経験したことは
・野菜の味が良くなる。
・みずみずしい(特に大根)
・少ない肥料で良く育つ(肥料代節約)
・根っこが元気
今迄、慣行農法に慣れ親しんだ両親の教えで
管理して来ましたが、そんな手間を掛けずとも
野菜自身の力で十分育つことが分かりました。
そして何よりも
野菜自身の力を引き出すに過剰に肥料を使うのではなく
ギリギリの量で、それを取り込もうと一生懸命根を張らせる
育て方が本来の美味しさを引き出すのだと知りました。
そして、子の育て方を実践するうえで最も重要なことが
野菜を育てる前と育てた後の土造りだと言うことも
合わせて知りました。
今年の抱負
更に美味しい野菜作りと健全な土壌造り
昨年と違うところは
今年の野菜作りに向けて、収穫後の畑に昨年末より
畑すくすくを入れ、土を休ませている所です。
これにより、今年の野菜はさらに良くなることを期待しております。
そして、今年もナス・トマトの連作を行います。
今年で3回目の連作となりますが、このブログで状況を報告していきます。
また、昨年一年間竹と土壌について勉強してきました。
しかし、奥が深く、裾野が広いため全てをお伝えするには
どれだけ時間が有っても足りないと思いますが知り得たことは
このブログまたは、ホームページにて皆様に
出来る限りお伝えして行きたいと思っております。
2016-01-02 19:02:03
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畑すくすくが有機JAS別表1適合資材に登録されました!
登録番号:JASOM-151201
有機JAS別表1適合資材とは
有機JAS認定を受けられている農家さんが
肥料等の資材を探す時にいちいち確認を取らなくて済むように
認定機関が「有機JAS適合資材ですよ!」と
農家さんの代わりに確認してくれた資材のことです。
ですから、有機JAS認定農家さんは新たに資材を導入する時も
手間の掛かる手続きが必要なく導入する事が出来るのです。
最近では、何年も掛けてようやく有機JAS認定を取得したにも拘らず
肥料メーカーの不正により認定取り消し!
なんて事が騒がれています。
農家さんにとっては正に「寝耳に水」状態ですよね。
せっかく何年も掛けてようやく市場で認められ始めた時に
認定取り消しとは・・・・・本当に悲しいです。
でも、ご安心ください
畑すくすくは生竹100%のため誤魔化しようが有りません。
発酵促進剤はおろか、添加物は一切使用しておりません。
乳酸菌が豊富で土に混ぜる事で土の中の微生物が多様化し
その微生物たちが土の中の有機物を野菜が吸収し易い形に
分解してくれます。
有機JAS別表1適合資材として何方でも
安心してお使い頂けます。
2015-12-27 22:30:26
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長野県初登録
6月13日、長野県より通知が届き、竹粉が正式に「発酵竹ノ粉」(商品名ではない)の名称で6月9日付にて長野県特殊堆肥第504号
として正式に受理されました。
長かった登録手続き
今年4月、松本地方事務所 農政課に伺い特殊肥料としての登録手続きを開始しました。
最初の雰囲気ではあまり難しくないだろうと思っていましたが、いざ話を進めて行くと・・・・・・・・
特殊肥料としてのカテゴリー(素材)に竹が無い!
一般的な特殊肥料の発酵工程と大きく違う!
竹粉を特殊肥料として扱った実績が無い!
等数々の「初めて」が窓口担当者を悩ませ、国へ確認を取るなど大変な苦労をされていました。
そして2ヶ月半
多くの方々のお力を借りてようやく 長野県初 生竹100% 発酵竹ノ粉「畑すくすく」が誕生しました。
2015-06-15 21:38:00
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ようやくブログ投稿まで漕ぎ着けました。
長かったな~
当初、4月一杯で特殊肥料(堆肥)登録が完了し
5月頭からブログを始めようと計画をしていたのですが・・・・・・
竹の粉を特殊肥料として登録するのに思わぬ難関が待ち受けていようとは!
その難関とは、長野県では登録実績が無かったのです。
実績が無いという事は
特殊肥料の基となる素材に「竹」といったカテゴリーが存在しない訳で。
通常、特殊肥料とは一般的に堆肥と呼ばれホームセンター等では
牛糞堆肥が主に取り扱われています。
代表例として牛糞堆肥とは、牛糞におが屑や籾殻を混ぜしばらくすると
発酵により熱を出します。
熱が出たら切り替えしと言って攪拌します。
これを何度か繰り返すと熱が出なくなります。
この段階が完熟と言って発酵が終了した合図となり
牛糞堆肥の出来上がりです。
牛糞堆肥以外にも一般的に売られている堆肥はこの様に
製造工程が明確になっており、出来上がりの判断基準があるため
登録はさほど難しくないのです。
しか~し!
竹の粉の場合、カテゴリーは基より製造工程の実績すら無く
増してや発熱などの変化が無い為、今日に至るまで本当に手探り状態でしたが
ようやく完熟状態になる変化を突き止めた事で長野県初の登録が出来ました。
生竹100%添加物ゼロの「竹の粉」
もっともっと皆さんに親しんでもらえるよう
今後は、今迄撮り貯めた画像も入れながら情報を発信して行きますので
宜しくお願いします。
2015-06-08 22:27:00
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